ニキビがいつも顔にあって困るという人は、一度洗顔方法を見直してみましょう。洗顔方法を変えるだけでも劇的にニキビ症状が改善をすることもよくあります。まずは洗顔に使っている洗顔剤が自分の肌質に合ってものであるかを確かめてみてください。洗顔料にはいくつか種類があり、「石けん系」「合成界面活性剤系」のどちらかに大きく分類できます。「合成界面活性剤」の場合、界面活性剤の成分に化学成分を使っているか、自然由来成分を使っているかでまたいくつか細かい分類をすることができます。
敏感肌やアレルギー体質など肌が弱い人は、できれば「石けん系」の洗顔料を使うようにしてください。石けん系は添加物が少なく天然成分で作られているものが多いので、肌に最も負担をかけにくいものだからです。合成界面活性剤を使う場合も成分をよく調べ、できるだけ天然由来成分のものを使うと良いでしょう。
洗顔をするときには、直接肌に塗りこむのではなくまずは丁寧に泡立てをしましょう。このときの泡はできるだけたくさん、きめ細かくすることが大切です。もし手だけで泡立てるのが難しいときには、泡立てネットやスポンジといった便利なグッズもあります。
洗う時は泡を使って毛穴の中を洗浄します。このとき、指先で顔の皮膚をゴシゴシとこすってはいけません。できるだけ直接指で皮膚をこすらないようにし、優しく洗い流すようにすることがコツです。洗い終わったあとはぬるま湯を使い、流し残しのないようにすすぎます。